2011年7月1日金曜日

6月21日(火)『情報と社会』寺澤氏の講演メモ

こんにちは、上平研究室4年の武田です。

6月21日(火)に1年次の授業「情報と社会」での授業にて

NECデザイン&プロモーションの寺澤知也さんがいらっしゃって講演をされました。
私も参加してお話を聞いてきましたのでここに記録しておきます。


■講演の内容
1. デザインの基本(考え方や、基本の視点共有)
2. 先行デザインの視点(未来から今を考える活動)
3. ソーシャルデザインの視点(現場に飛び込んで問題解決に取り組む活動)


・デザインの進め方
IDEOの提唱するプロセス
4つのステップ
理解・観察→視覚化→評価・改善→実現

・総合的な視点
社会では、色々なことが関連し合っている
インターネットや携帯電話の普及で別々だった情報が繋がり合い、関連性が強化されてきた
今後は総合的な視点が重要になってくる
例:スマートグリッド

・デザインの基本
人を中心に考える
誰でもデザイナー
多様な視点から発想、評価
…男性、女性、高齢者、子ども、外国人、障がい者、エキスパート、初心者、非常時、病気・けが

多様な時空の視点
文化・習慣の視点
グローバルの視点
過去・未来の視点


先行デザイン
未来からの視点でプロトタイプを作る
…テクノロジーの進化予測から
…社会の変化予測から
…ありたい未来のライフスタイルから
試してみる

フィーリングコミュニケーター「言花」
NGN・ユビキタステクノロジーを形に
テクノロジーにデザイナーの視点をプラス
実際に体験できるプロトタイプを制作

感情認識技術+常時、細い線で繋がっている世界
感情認識技術の正確度は約70%…曖昧だからこそ楽しいコミュニケーション
感性はインターフェースのフロンティア

ソーシャルデザインの視点
早くて大きな変化に対応できないという危機感
自ら変わるために社会に踏み出す
社会の課題にデザインで向き合う

In-House Out
デザインのプロボノ活動を通して未来の社会をより良く変えるデザインを探求

THE NORTH FACE
MONKEY MAJIK…誰でも参加出来る、見て楽しめるエンターテインメントなクライミング大会。上平研の学生がサインを手掛ける



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