2011年10月31日月曜日

2011/10/29 東京都市大との合同発表会

こんにちは
上平プロジェクトの吉川です。

10月29日に東京都市大学との合同発表会が行われました。
当日の様子と感想を綴っていきたいと思います。

■当日のスケジュールは以下のとおりでした。
日時:2011年10月29日
場所:専修大学1号館4回ディスカッションスペース1
    当日の内容:
  • ライトニングトーク
  • ポスターセッション
  • 交流会
    参加研究室・プロジェクト:
  • 上平プロジェクト(専修大学)
  • 斎藤プロジェクト(専修大学)
  • 中村プロジェクト(専修大学)
  • 岡部研究室(東京都市大学)
  • 小池研究室(東京都市大学)

当日の様子を写真と共に説明をしていきたいと思います。

■キャンパスツアー
13時に専修大学9号館に到着した東京都市大学の皆さんを
1号館まで大学を説明しながら登っていきました。
途中学食も寄ったのですが、学食にこんなにメニューがあるなんて・・・と言葉をこぼしていました。

■ライトニングトーク
各プロジェクト、研究室で何を行なっているかプレゼンテーションをしました。


■ポスターセッション
ポスターセッションは2セッションに分けて実施しました。
セッション1は、上平プロジェクト・斎藤プロジェクト・岡部研究室
セッション2は、中村プロジェクト・小池研究室といった形でした。



どの発表もお互いに真新しいものだったのでとても興味がそそられる成果物でした。
また考え方や互いの授業に関して交流することで自分たちも大きなものを得ることが出来ました。

個人的に印象に残ったのは3Dプリンターで作成された日常の生活を豊かにするモノでした。
3Dプリンターで新しいiPodケースや、個性的なドアフックがありとても興味深いものでした。
また、東京都市大では企業などと共同で行なっている活動もありとても面白かったです。

■交流会
交流会ではお菓子やジュースを囲み互いの成果などの話ができました。
ゆったりとした雰囲気で楽しく談笑することができました。
この場で仲良くなれた人たちもいたようで連絡先を交換している人もいました。


全体的に非常に有意義な時間を過ごすことができました。
運営の上平プロジェクトの皆さん、突然のお願いに参加していただいた斎藤プロジェクト・中村プロジェクトの皆さん
そして遠いところからお越しいただいた岡部研究室、小池研究室のみなさん
本当にお疲れ様でした。
またここから交流など深めていけたらいいなと感じております。

当日の様子をPicasaにアップロードしスライドショーでながしてみました。ぜひ確認してみてください

2011年8月16日火曜日

中間発表パンフレット制作〜このチームだからこそ、この発表だからこそのパンフレットを作る〜


はじめまして。
上平プロジェクト2011、チームMaSCの加藤です。



今回は、私の所属しているデザイン班の活動の一部をご紹介させて頂きたいと思います。



その前にまず、デザイン班について簡単に説明させて頂きますね。

チームMaSCの中には、いくつかの班があります。

・デザイン班・・・ポスターやパンフレット、レジュメ、web、アプリのパーツなどを制作
・分析班・・・アンケートやユーザーテスト、要求仕様、問題解決などを担当
・システム班・・・アプリ実装の際のプログラミングやデバック処理、仕様書を作成
・プレゼン班・・・発表におけるプレゼンの流れを考え、プレゼンを行う

見ての通り、デザイン班の主な活動は、ポスターやパンフレット等の制作ですね。後期になればアプリのパーツ作りもやっていきます。



7月30日に行った中間プレゼンでのデザイン班の活動は、ポスター・パンフレット・プロトタイプ(Flash)の作成でした。

その中でも私はパンフレットを担当させて頂いたので、今回はパンフレットについてお話しようと思います。



まず、これは私が最初に作ったパンフレットです。
手書きメモでちょっと見にくいかもしれないです。すみません。



















このパンフレットを先生に見せて、指摘されたのがオレンジの文字です。
一目で大分指摘されていることが分かると思います(笑)
ここでは、指摘された部分について、何故指摘されてしまったのかを説明することにより、
パンフレットの善し悪しを学んで頂けたらと思います。



■プロジェクト名とテーマ(キャッチフレーズ)は近くに配置する

改正前、私はプロジェクト名を下に、テーマを上に、と2つを離して配置していました。
しかし、中間プレゼンでは私たちの他にも多くのプロジェクトが発表をし、パンフレットを作っています。
ということは、このパンフレットは自分のプロジェクトのものだよ!とすぐに分かった方が良いですよね。
私のパンフレットは、せっかくテーマを上方にボンッとすぐ目に入るようにもっていったのに、その近くにプロジェクト名を配置しなかったために、それがどのプロジェクトのテーマなのかすぐに分からないのです。
ですから、プロジェクト名とテーマは近くに配置し、「このテーマは自分たちのものだ!」とすぐに分かるようにするのが良いのです。



■このプロジェクトだからこそ!を書く

「アプリ起案までの流れ」という部分で、私は「アプリのアイデア出し」とか「アイデアの絞り込み」について書きました。
ですが、この2つは、このプロジェクトだからこそ!ではないのです。
スマフォのアプリを作るプロジェクトなのだから、アプリのアイデア出しは当たり前、そのアイデアを絞り込んでアプリを決めていくのも当たり前ですよね。
アプリを作っている企業なら誰でもやっていることだろうと思います。
例えば、「シンガポールでの海外調査」や留学生にインタビュー等を行った「ユーザーの実体調査」というのは、日本に滞在する外国人をターゲットとした私たちしかやっていないことです。
上平プロジェクトのパンフレットなのだから、“上平プロジェクトだからこそ!”を書かないとこのパンフレットの魅力が薄れてしまうのです。



■人を惹き付けるタイトルに

改正前の各項目のタイトルを見ていただくと分かると思うですが、タイトルがパッとしないですよね。
特に「企画の具体案」は、確かに「企画の具体案」を説明しているけれども、事務的な名前すぎてパンフレットを見る人を惹き付けられるようなタイトルではありません。
事務的な名前って、特に見る気起こさないですよね。
なので、魅力的なタイトル、というのは気を使うべきところなのです。



■その場に見合ったパンフレットを

今回このパンフレットは、中間発表で使うために作ったものでした。
その中間発表は、何をするための場なのかというと、現時点でのアプリのコンセプトを主体に発表する場でした。
それなのに、私がパンフレットで書いているのは、“機能”の説明です。
今回の発表の場で説明すべき“コンセプト”の説明よりも"機能”の説明ばかりをしてしまっていたのです。
それはこの発表の見合ったパンフレットとは言えませんよね。
ユーザーにとって、このアプリがどのような利益をもたらしてくれるのか、ということを交えながらコンセプトを書くべきでした。



■白黒で"しまり”のあるデザインに

中間発表では、パンフレットはA4の紙2枚まで、白黒印刷という制限がありました。
制限があるにせよ、その制限を上手く活用しきれなかったのが、私の最初のパンフレットでした。
私のパンフレットは、白黒をうまく活用しきれていないために、全体がぼやっとしています。
黒を使うにも、真っ黒を使っていなかったのです。
グレーという中途半端な色を使いすぎてしまって、せっかくの白黒パンフレットがしまりのないパンフレットになってしまいました。
白黒という制限の中、いかにうまくその制限を活用するか、技量が問われますね。




他にも、日本語のニュアンスですとか、字体についてもご指摘を頂きました。


これらのアドバイスを先生にいただき、できたのが以下のパンフレットです。


上で紹介したパンフレットとは、大分内容もビジュアルも変わっていると思います。



今回はパンフレットを作るにあたり気を使うべき事や注意すべきことを私の失敗談をベースにお話させていただきました。
今後、皆さんがパンフレットを作成する上で少しでもお役に立てたらと思います。

2011年7月24日日曜日

情報デザインフォーラム/日本デザイン学会参加報告

みなさん初めまして。上平研究室の川上竜太郎です。
kinectによるジェスチャーインタフェースの研究をしてます。

今回は
5/21第7回情報デザインフォーラム「災害から身を守り、情報を伝えあうためのデザイン」
6/26日本デザイン学会学生交流セッションBに参加
以上の2つの活動報告をします。

1.5/21第7回デザインフォーラム「災害から身を守り、情報を伝えあうためのデザイン」
5/21(土)横浜山手にある岩崎ミュージアム・ゲーテ座ホールで行われた第7回情報デザインフォーラムに参加してきました。
専修大学からは上平研究室のメンバーが僕と高橋の二人、3年生二人の合計4名参加させていただきました。

ワークショップ、講演会、パネルディスカッションが行われ、ワークショップは120分という短い時間でしたが、社会人の方々や専門学校の方とグループになり、取り組みました。

















ワークショップは「災害から身を守り、情報を伝えるためにはどのようにすればよいか?」という漠然としたテーマで困惑していましたが、社会人の方々がバリバリ展開してくださって学生と社会人のレベルの違いを痛感しました。
やはり限られた時間の中で成果をあげることの場数の違いが大きいのだと思います。情報の取捨選択、考えていることを図や言葉で可視化し、グループで共有する力が特に際立っていたと感じました。

このように社会人の方々とワークショップをする機会はなかなかないことですが、情報デザインフォーラムを通して学生同士では得ることができない経験をすることができると知りました。これまでこのようなワークショップにはあまり参加することがなかったのですが、今後積極的に参加させていただきたいと思いました。

2.6/26日本デザイン学会学生交流セッションB
6/26日に千葉工業大学で行われた学生交流セッションBに参加させて頂きました。
これは日本デザイン学会春季大会の中の学生向けワークショップで、「楽しさのミナモトワークショップ」というテーマで行われました。
5人でグループになり最終的な成果としてカレンダーをデザインし発表しなければならなかったのですが、「与えられたおもちゃの”楽しさのミナモト”を活かしてカレンダーをデザインしてください」という課題が出ました。これはアイディア発想法のひとつ『アブダクション』を体験するものだとこのとき知りました。

私たちに与えられたおもちゃは「ドミノ」でした。

まず初めに与えられたおもちゃであるドミノの楽しさのミナモトを探るために遊んでみます。













ちなみにこれはヘリコプターです。














一緒に入っていた階段などの仕掛けを使って並べてみたりもしました。

次にこのおもちゃの何が面白さのミナモトであるのかポストイットで書き出しミナモトを探りました。
ここから抽出した楽しさのミナモトをカレンダーに反映して楽しいカレンダーを提案しなければならないのですが、ここからが非常に難航しました。カレンダーに反映することも難しかったのですが、グループ内での意思を共有、統合することがそもそもうまくいかなかったように思います。出会ってまもない中でのワークショップだったことや、学習の領域がばらばらだったことが原因だったのかもしれません。
最終的に私たちのグループは”ドミノを並べていくにつれ、最後に倒すことへの期待が膨らむこと”に着目し、『イベントに日が近づくにつれて期待が膨らむカレンダー』を提案しました。
発表の時間ぎりぎりに企画が決まってしまい発表方法はアクティングアウト(提案したコンテンツを寸劇で再現する方法)で行いました。発表した結果笑いはとれたもののコンテンツの内容はあまり伝わらなかったかなと思います。

このワークショップでは思ったように進行できず、自分の力不足を痛感しましたが、初めて体験したアイディア発想法であるアブダクションや、短時間で企画、提案、発表する面白さを知ったこと、他大学の学生の方々と接することで自分のモチベーションが上がったことが大きな収穫だったと思います。

これからもなにか研究室で学びに繋がることがあればブログを更新していきたいと思います!
以上川上でした。

2011年7月19日火曜日

会議設計のためのデザイン ~アジェンダとインフォグラフィックス~

こんにちは!上平プロジェクト2011『MaSC』のサブリーダーを務めております太田と申します。
サブリーダーと言ってもその位置付けはプロジェクトにより様々です。
今回はMaSCにおけるサブリーダーの仕事の一つを紹介します。

まずこちらをご覧ください。何だか分かりますか?

これはその日の会議内容について記した「アジェンダ」と呼ばれるものです。
とは言っても私がアジェンダそのものを作っている訳では無く、リーダーが作ってくれたアジェンダに肉付けする作業を行っています。
定例会議が月・金の週二回行われているので、その度にこのような作業を行っています。

情報の可視化‐‐‐「インフォグラフィックス」の概念をこれでもかと詰め込んでいるこのアジェンダ。
なぜ会議においてこのような情報の加工が必要なのでしょうか。

元々思いつきで始めた事で、最初は遊び半分で大した意味は考えていなかったのですが、回を重ねるごとにやって良かったと思えることがありました。
それは時間の経過や、それに伴う変化が視覚的に、分かりやすく表されているということです。
私は、文字だけでは「あいまい」なものを、図を用いて「はっきり」させることこそインフォグラフィックスの真髄であると考えています。
稚拙ではありますが、このアジェンダを使ってその事例をお見せできればと思います。

■「流れ」を意識した情報設計
会議において、時間の管理はとても重要な課題です。
会議を管理する立場の人間は、常に時間を意識する必要があります。
どこにどれだけの時間を取るのか、残りどれくらいの時間があるのかを瞬時に理解するためには「時間の可視化」が重要になります。

アジェンダには、「時間の流れ」を意識した情報設計が随所に盛り込まれています。

一番分かりやすいのが下部の「タイムスケジュール」だと思います。
リーダーの初稿では、

*******
10:10~11:00 ○○○についての話し合い
前回時間が足りず決められなかった○○○の×××について話し合い、本日中に決定する。
*******

の様に、文字のみで記載されている情報を、右上のアジェンダのようにタイムライン上で整理することで、どこの議題にどれくらい時間をかけるのかが一目瞭然となります。

■「見えない変化」を可視化する

このアジェンダにはもう一つ重要な仕掛けがあります。
アジェンダの右端に注目して下さい。

この軸は日数の経過を表しています。
前期は中間プレゼンが大きな山になっているので、中間プレゼンまであとどれくらい時間があるのかが一目で分かるようになっています。

これは、以前ガントチャートを作成した際に先生がおっしゃっていた、「ガントチャート上で『今日はここだ』と確認することで、『中間まであとこれだけしか無い!』ということを視覚的に感じられる」という話に着想を得ています。
毎回毎回、「今日はここだ」と確認することで、残された時間を有効に使おうという意識が働くことで、早いうちから先を見据えて行動できるようになります。
変化が見えることによって、人もまた変化しようとするのだと思います。

下に、改造開始初期のものと最新のもの、そしてその間のものを時間順に並べてみました。


初期の頃は、今と違うデザインをしていた事が分かります。
より効果的な見せ方を追求し、改良を繰り返した結果現在のデザインに至っています。
これも一つの変化と言えるでしょう。

ということで、アジェンダを通してインフォグラフィックスの重要性について私なりの視点で語ってみました。
次回は、よりサブリーダーという役職に近い観点から、別のお話が出来ればと思います。

2011年7月13日水曜日

情報を共有しよう ~Google Appsの紹介と活用事例~

みなさん、こんにちは
2011年度上平プロジェクトの吉川と申します。

今日は、プロジェクトでも導入しているグループウェア
Google Appsの説明をしたいと思います。


Google Appsの利点
・Google Apps導入に至った背景
・チームの連帯感が持てる
・情報の共有が容易
・実際の活用事例


Google Apps導入に至った背景
Google Apps導入に至った背景には以下が挙げられます
・Googleのシステムなのでシステム間の連携が良い。
・一度ログインすればいろいろなシステムを使うことができる。
・専修大学のメールシステムにも使われている。

Googleのシステムなのでシステム間の連携が良い
Googleにはたくさんのシステムが容易されており非常に便利なものが揃っています。
カレンダーやドキュメント、グループなどプロジェクトといった多人数で活動するときに必要なものが揃っています。
Google Appsにすればこれらの連携をとることができ、メンバーとの共有が簡単にできるので非常に便利になっています。

一度ログインすればいろいろなシステムを使うことができる
プロジェクトでグループウェア導入にあたって一つ思っていたことが、いくつも違うサービスを用意したくないことでした。
その理由としては新しいサービスを導入にあたりメンバーにユーザ登録をしてあげなければならないこと
サービスを導入するたびにIDなどの共有が必要なことなどが考えられた。
他にもサイボウズLiveなどを試してみたが一番納得できたのがこのGoogle Appsだったので導入することにした。
このGoogle Appsに一度ユーザ登録しておけばGoogleが提供しているサービスを利用することが可能です。
※一部利用不可なサービスもあります

専修大学のメールシステムにも使われている
この通りなのですが、専修大学のメールシステムでもGoogle Appsが導入されています。
(※提供されているのはメールとドキュメントの機能のみのようです)
2011年度の上平プロジェクトではGoogle Apps for Educationを使っておりGoogleからは無料で提供されています。(つまりかかる費用はドメイン代金のみです。)
これは教育機関向けに提供されているもので、Google Apps for Businessと同じ機能が使え、無料で提供されているので学生ならこちらを使わない手はないかと思われます。

”チームの連帯感が持てる”とは?
Google Appsの特徴としてまず最初にあげられるのはドメインからメールアドレスを発行できることが挙げられます。
私も去年の11月に[kamipro2011.com]というドメインを取得しGoogle Appsを導入しました。
.comのアドレスは980円で取得することができました。
http://www.value-domain.com/index.php

実際にGoogle Appsでは皆が同じドメインのメールアドレスを持つことができるためモチベーションがグンと上がります。
メンバー管理画面が以下になります

またGoogle Appsでは個別のグループも容易に設定することができいくつもグループを生成することができます
そしてそのグループ自体にもメールアドレスを割り当てることができるので、連絡も簡単にすることができます。


”Google Appsでは情報の共有が容易
Gmail
メンバー間でのメールのやりとりが可能。
メールアドレスを入力しなくても相手の名前を入力すれば簡単に送信することができる。
最近ではモバイル機器でも連動できるので、スマートフォンからの送受信も可能。

Googleドキュメント
共有フォルダを作ることでドキュメントの共有ができる
共同で文書の編集をすることが可能

Googleカレンダー
予定の共有が可能
相手にタスクを振り分けることが可能
★カレンダー共有はこちらが便利です
http://ascii.jp/elem/000/000/552/552470/

Picasa
画像の共有が可能
メンバーの写真が閲覧可能で、コメントをすることも可能です。

以上が代表的なサービスとなります。
★他にもこのようなサービスが利用可能です。
http://www.google.com/a/help/intl/ja/edu/more.html

実際の活用事例
Gmail
携帯電話だけでは伝わらない時や、データを送信する時に使っています。
特にスマートフォンユーザは外でも閲覧可能なので非常に便利です。


Googleドキュメント
ファイルを構造化して保存できるのでファイルの分類が容易にできます。
また、今年に入り数回アップデートされているので非常に使いやすくなりました。


Googleカレンダー
カレンダーを共有することで相手の予定を簡単に確認することができます。
もちろん自分のスケジュール帳として利用することも可能です。


Picasa
写真を共有することが出来ます。
アップロードした写真は、スライドショーなどに変換してくれる機能も付いています。


以上がGoogle Appsの紹介と活用事例紹介になります。
導入に関してはこちらを見てもらったほうがわかりやすいかと思われます。

NAVERまとめ:GoogleAppsのまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130174742567050201
NAVERまとめ:GoogleAppsをムームードメイン・hetemlで設定
http://matome.naver.jp/odai/2130258303176848701


GoogleApps 企業での導入事例
クラウドへの乗り換え、その決め手は? Google Apps導入の成功事例~ガリバー~
[前編]
http://journal.mycom.co.jp/series/gappsjirei/004/index.html
[後編]
http://journal.mycom.co.jp/series/gappsjirei/005/index.html


今後の可能性
先日Google+というGoogleが提供するSNSが発表されましたがAppsでの対応も発表されました。
http://japan.cnet.com/news/service/35005048/

またGoogleの今年の目標が「クラウド」なのでGoogleのUIの仕様だけでも数回変えられています。
なので数ヶ月後、一年後はどのような画面になっているかはまったく想像もできません。
しかしながらこの先日常にかかせないものとしてGoogleが発展するのではないかと考えています。
今後に期待しましょう。




プロジェクトではこちらの本を参考に進めていっています。
情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法
情報デザインフォーラム、山崎 和彦、浅野 智、 上平 崇仁
 2,940円



2011年7月1日金曜日

6月21日(火)『情報と社会』寺澤氏の講演メモ

こんにちは、上平研究室4年の武田です。

6月21日(火)に1年次の授業「情報と社会」での授業にて

NECデザイン&プロモーションの寺澤知也さんがいらっしゃって講演をされました。
私も参加してお話を聞いてきましたのでここに記録しておきます。


■講演の内容
1. デザインの基本(考え方や、基本の視点共有)
2. 先行デザインの視点(未来から今を考える活動)
3. ソーシャルデザインの視点(現場に飛び込んで問題解決に取り組む活動)


・デザインの進め方
IDEOの提唱するプロセス
4つのステップ
理解・観察→視覚化→評価・改善→実現

・総合的な視点
社会では、色々なことが関連し合っている
インターネットや携帯電話の普及で別々だった情報が繋がり合い、関連性が強化されてきた
今後は総合的な視点が重要になってくる
例:スマートグリッド

・デザインの基本
人を中心に考える
誰でもデザイナー
多様な視点から発想、評価
…男性、女性、高齢者、子ども、外国人、障がい者、エキスパート、初心者、非常時、病気・けが

多様な時空の視点
文化・習慣の視点
グローバルの視点
過去・未来の視点


先行デザイン
未来からの視点でプロトタイプを作る
…テクノロジーの進化予測から
…社会の変化予測から
…ありたい未来のライフスタイルから
試してみる

フィーリングコミュニケーター「言花」
NGN・ユビキタステクノロジーを形に
テクノロジーにデザイナーの視点をプラス
実際に体験できるプロトタイプを制作

感情認識技術+常時、細い線で繋がっている世界
感情認識技術の正確度は約70%…曖昧だからこそ楽しいコミュニケーション
感性はインターフェースのフロンティア

ソーシャルデザインの視点
早くて大きな変化に対応できないという危機感
自ら変わるために社会に踏み出す
社会の課題にデザインで向き合う

In-House Out
デザインのプロボノ活動を通して未来の社会をより良く変えるデザインを探求

THE NORTH FACE
MONKEY MAJIK…誰でも参加出来る、見て楽しめるエンターテインメントなクライミング大会。上平研の学生がサインを手掛ける



2011年6月28日火曜日

最近までのプロジェクト活動

こんにちは。初めまして!
上平プロジェクトの大越(別名:ヘンリー)です。
今回は私がブログの記事を担当します。

記事の内容はプロジェクト活動についてです。
プロジェクトとは専修大学ネットワーク情報学部の3年生が受ける講義で、
12人程度のチームごとに活動を進めていき、一年を通して
チームメンバー全員で協力して何かを成し遂げるというものです。
私のチームは「日本に滞在する外国人に、嬉しいモバイルサービスを提供しよう」
というテーマを元に日々活動をしています。

先々週、私たちはプロジェクトの中間発表で成果物として出す
スマートフォンアプリのアイデアを調査結果から出しまくりました。
メンバーが12人と多いので3つのグループで進めていったのですが、
どこもすごく頑張っていました。

※班は日本に居る外国人滞在者の滞在期間(短期・短期~中期・中期)ごとに分けました。

班によっては300個以上のアイデアを出したり、
大きなホワイトボードを埋め尽くすぐらい考えを巡らしていたり、
一個一個のアイデアを熟慮しながら出していったり。
行なったアイデア出しの方法が実際に正しいのかはわかりませんが、
皆が自分たちなりに考えて積極的に取り組んでいる姿を見ることができて
リーダーとしては嬉しい限りでした!


←アイデア出しが終わったとこ(皆さんお疲れさま!)







先週はそれらのアイデアを基にしてグループごとに
アプリの目的や機能を具体的に考えて、メンバー全員の前で発表し合いしました。
ちなみに、アプリを具体的に考える際に気を付けたことが4点あります。
①利用状況がしっかりイメージできるか
②ニーズがあるのか
③担当する滞在期間の外国人たちはスマフォのネットを繋げるのか
④その滞在期間だからこそのアプリなのか
についてです。
個人的には、特に①と④の両立が難しかったです。


←アプリの目的や機能を考えている







そして、発表した中で「これなら良いんじゃないか」と思うアプリの案を2つ選び、
先生方にそれらのアプリについてアドバイスをいただくことに・・・・・


←班ごとに発表の準備をしている







で、ボッコボコに叩かれました。
ジャブからくるかと思いきやコークスクリューブローのデンプシーって感じで(笑)
お互いに発表した時は、どれも結構考え込んであるから大丈夫かと思ったんですけどね。

それで、先生方には多くのアドバイスをいただいたわけですが、一番痛かったのは
「アプリを一目見てすぐに『外国人らしさ』が伝わってこない」
というものでした。そして、
「『外国人らしさ』を知るには比較となる『日本人らしさ』を知るべきだ」
ともアドバイスをいただきました。
まだまだターゲットをしっかり見ることが出来ていないんだな~、と痛感させられました。

意外とダメージがありましたが、アドバイスの内容自体はある程度予想できてはいたので
「やっぱりつっこまれたか」という感じで軽いノリで受け止めることができたのは良かったです。
落ち込んでもすぐに復活して活動に繋げられましたし!
てか、本当にこの時期で良かったわ~と思いました。
中間発表で今の状態になってたらと思うと・・・・・こわっ(笑)

今度は『外国人らしさ』をしっかり考えて挑戦だっ!
皆、夏休みを夢見てラストスパート突っ走ろう!!!!!

2011年6月20日月曜日

BEAT-Seminar

こんにちは。
上平研究室の高橋です。
参加させて頂いたセミナーやイベントの記録と共に、
自分が考えたことも少し綴っていけたらと思っています。
よろしくお願い致します。

今回は、もう大分日数が経ってしまったのですが
6月4日に開催されたセミナーについてのレポートです。

こちらに参加させて頂きました。
■BEAT-Seminar
日時:2011年 6月4日(土)
場所:東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール
http://www.beatiii.jp/seminar/

内容:
1.「ソーシャルメディアが変える社会」
津田 大介(ジャーナリスト)

2.「Twitterを利用して高校生と大学生・社会人が進路と学ぶ意味について
考える"Soclaプロジェクト"」
山内 祐平(東京大学 准教授)
北村 智 (東京経済大学 専任講師)

3.「グループで小論文を相互添削するシステム"Re:"(アール・イー)」
椿本 弥生(公立はこだて未来大学 特任講師)
高橋 薫 (東京大学 特任助教)

4.参加者によるグループディスカッション

5.パネルディスカッション「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」
司  会:藤本 徹 (東京大学 特任助教)
パネリスト:今村 久美(NPOカタリバ 代表理事)
椿本 弥生(公立はこだて未来大学 特任講師)
高橋 薫 (東京大学 特任助教)
山内 祐平(東京大学 准教授)


福武ホール到着。東京大学へ来たのは実ははじめてです。
ちなみにこれしか写真ないです。すみません…

震災以降、ソーシャルメディアの役割やこれからについて
非常に考える機会が多かったので
今回、被災地にも積極的に出向かれている津田さんのお話は
「生の声」なのでとてもリアリティがありました。
津田さんのお話にもありましたが、
「当事者性の重要性」を講演を聞きながらも体感。

印象に残っている内容を2点。
ひとつは、Twitterでの救援依頼の拡散RTは果たして
どれだけ効果があったのかという話。

実際、5割程度が救援に繋がり、
間違いの中でも3割くらいは解決済みがRTされていたケースが多かった。

とのこと。
予想していたよりも高い確率で救助に繋がっていることには驚きでしたが、
時間が空いてしまうことにより結果的に間違いになってしまうケースなどは
対処が難しかったため、やはり問題点も沢山あったそうです。

あとは
「ソーシャルメディアは動員の革命」
という言葉。
ソーシャルメディアはあくまで背中を押す存在であり、
リアルへどう繋げるかが大切だということ。
これからWebを扱っていく上で、
Web上のコミュニケーションのみで物事を考えない姿勢は
忘れずにいなければならないと肝に銘じておきました。

そして津田さんは、
ソーシャルメディアによる現象を読み解くキーワードとして

「リアルタイム性(速報性・伝播力:発言の再生産)」
「共感・協調(感情・思考の共有)」
「リンク(具体的行動の促進)」
「オープン性(参加・離脱が容易にできる)」
「プロセス(コミュニティー成立過程が可視化される)」

を挙げられていました。


「Twitterを利用して高校生と大学生・社会人が
進路と学ぶ意味について考える"Soclaプロジェクト"」
「グループで小論文を相互添削するシステム"Re:"(アール・イー)」
では、高校生の持つ社会へのイメージや
進路を考える際の発想の仕方などがとても興味深かったです。

「社会で必要な教科・不必要な教科はなんですか?」

という質問が高校生から出たそうで、
結果的には「どれも大切だよ」という回答が大半を占めるのですが
確かに自分の高校生の頃を振り返ってみても、
そんな風に考えていたなあと思います。
高校生の内は中々イメージがつかないですが、
授業や他の活動でもっとそれが可視化される学習があれば
良いのかなと思いました(漠然としていてすみません)

また、高校生同士のコミュニケーションで
脱線し雑談が始まった場合、
様子を見ていると誰かしらが止めて収束していくという
プロセスが非常に面白かったです。

終盤で、参加者同士の感想の共有も含めながら
社会人の方と3人で、10分程度のグループディスカッションをさせて頂きました。
自分の持った疑問を問いかけたり、
感想を声に出すことで、
感じたイメージのようなものが徐々に形作られていく。
わたしの抽象的な感想にも素早く的確な返答を下さり、
ディスカッションというよりは、
わたしが勉強させて頂いてばかりでしたが
社会人の方とお話させて頂く機会は本当に大切にしていきたいと改めて実感。

学生生活も残り少なくなってきたので、
伝えられる立場から伝えていく立場に変わっていけるよう
残り半年と少々ですが、研究に励みたいと思います。

2011年6月18日土曜日

体験授業フェア

上平研究室4年の門田です。
初めてブログを投稿します。宜しくお願いします。

今回は、6月12日の日曜日に行った高校生向けの体験授業フェアにて、上平先生のアシスタントをさせて頂いたので報告します。



「誰にでもわかるデザイン入門」という50分授業を開講し、当日は30人程の高校生やその保護者様、上平研の先輩方が参加して下さいました。
授業は20分程で先生が「デザインとは何か」ということついて簡単に講義を行い、
20分で簡単なワークショップを行い、残りの時間で振り返りを行うという内容です。
アシスタントは、同じ研究室の高橋さん、王くん、わたしの3人です。



講義を行っている上平先生


ワークショップでは、まず自分がどれだけの時間をかけてどのような手段で専修大学まで来たのかを、高校生ひとりひとりにツールを配布し、作成してもらいました。



ひとつのカードが10分を示しています。
たとえば徒歩で50分かけて専大まで来たのであれば、歩きのカードが5枚並びます。
また、電車ではシンボルカラーをペンで塗ってもらいました。
これらのカードをテープで繋げ、最後に吹き出しに時間を書いて帯は完成です。




帯が完成したら用意した模造紙を使い、自分の来た方角に貼ってもらいました。







こんな感じに完成しました。
今回は北、北東から来てくれた方が多かったようです。


最後に振り返りを行い、体験授業は終了です。
高校生はしっかりとメモをとり講義を聞いていて、とても感心しました。
ワークショップでは手際が悪く、時間が押してしまいすみませんでした…

2011年6月12日日曜日

第4回WebUX研究会に行ってきました

こんにちは。上平研究室4年の武田です。
自分の活動で得たことや体験したことを書き残していきますのでよろしくお願いします。

***

6月4日(土)にKDDI Webコミュニケーションズで開かれた第4回WebUX研究会に参加してきた。
私はWeb上でのUX(ユーザエクスペリエンス)に興味を持っており,
卒業制作ではその研究に専念するつもりである。
その研究のためには何よりも現場の動向や生の知識が必要。
今回はそのスタートダッシュとしての参加だった。
この研究会には50名ほどの参加者が集まった。学生は自分を含め3名で、とても緊張した。


当日は早めに現地入りし、受付や会費関連の事務作業をお手伝いさせていただいた。
横浜メディアアーツ専門学校の浅野先生に指示を仰ぎながら会計チェックや受付応対を行った。
同専門学校のツチヤくんと協力し、無事任務完了。ありがとうございました。

さて、この日の内容は下記のとおり。

■第一部
・社会人の“学び”を促す“学び”のプロデュース術: AIITデザインプログラムの経験から:千葉工業大学の安藤先生
・社内HCD勉強会の振り返り:サイバーエージェントの鈴木さん
・Webメディア企業による学び合いコミュニティ「ShibuyaUX」:GMOメディアの伊藤さん
・HCDを学ぶコミュニティ“hcdvalue”の価値:ECナビの榎本さん
・UXデザインプロジェクトガイド :ネットイヤーグループの坂本さん
・マルチデバイス時代のUX:楽天の脇阪さん
■第二部「WebとUXデザイン」パネルディスカッション
パネラー:浅野先生・安藤先生・楽天脇阪さん ネットイヤーグル―プ坂本さん・アクアリンク平野さん


HCDの研究・現場を知るという目的で参加した自分にとっては、
大学で学んだプロセスを更に掘り下げた内容や初めて聞く方法論や
キーワードが多数あった。
自分の知らない言葉が一つあるだけで、会場に溢れる貴重な情報の宝庫に
手が届かずどんどん取り逃がしている悔しさがあった。
もっと勉強しなければと痛感。

また、研究室のメンバーにとっても有益と思われる新しい知識や情報は持って帰って
メンバーに報告し共有した。
しかし一部内容を自分の知識不足により消化しきれない状態のまま共有したので、
メンバーに上手く伝え切れた自信はない。
上記の勉強不足に加え、専門的な講演内容を自分なりに解釈して第三者に伝えると
いうスキルの不足も痛感した。

日頃の積み重ねであると思うので、今回勉強したことを基に
これからも地道に経験を重ねたい。


閉会後は懇親会に参加した。

初めてなのでとりあえず名刺をウン十枚と刷りためて持って行ったのだが、
いつの間にか在庫が無くなってしまった。
このような場には参加者全員と名刺交換する気持ちで枚数を準備していくべきだろう。

いろいろなフィールドで活躍されている社会人の皆さんと
自分の研究内容や人生、就職など多様なお話をすることが出来た。

もちろん研究会の内容についての掘り下げた議論の花があちらこちらで
咲いていたことは言うまでもない。

「飲み会」で知識や議論を深め学ぶ、という大切さを実感できた懇親会であった。


さいごに。

今回は参加して講演を聴くとともに裏方での仕事もいただいた。
それは決して楽ではないし責任がある。
初めてのことに慌てたり、厳しい指示をいただいたりしたが、社会人になったら出来て当然のことばかり。
このような場で経験を得ることが出来るのは本当に自分の成長につながる機会になった。

また、今回知り合った学生メンバーのブログを拝見してみると
自分ももっと頑張らないと、と正直焦った。
講演者のお話に「会社の外の世界を見ることが必要」とあったが、
まさに自分も外の刺激を受ける機会をたくさん逃していることに気づかされた。


振り返ってみると自分の失礼な行動や言動も多々あったと思う。。。
温かく接していただいた皆様に感謝いたします。
そして熱心に助言をいただいた主催者の浅野先生、ありがとうございました。

活動ブログスタート!

上平研究室(4年),上平プロジェクト(3年)の学生たちによるブログをはじめました.
自分達の行っている研究活動や,その他関連する話題を発信していきたいと思ってます.
持ち回りで週に2回程度,記事を更新していく予定です.
どうぞよろしくお願いします.