2013年6月30日日曜日

将来の端末室はどうなっていくのか

上平研究室の美尾です。

私は「パソコンに不慣れな大学生に対し、自力で問題解決をしてもらうことができる」という研究をしています。

パソコンを利用していて、トラブルが起きたという経験は誰にでもあるでしょう。トラブルが起きた時、どのように解決するかは人によって違ってきます。

そういったトラブルに慣れている人や、パソコンのことをある程度理解している人は、自分で調べる等、自力で解決できるでしょう。しかし、それができない人もいます。トラブルが起きた時に、そもそもどうして良いかわからない、という人も多くいるはずです。

そこで私は、そのような人たちに何かできないかと考えました。私にとって身近な大学生をターゲットに調査をしていきました。

そして現在は、大学生がパソコンを利用する端末室の調査をしています。
端末室(=パソコン室)は、授業以外にも、自習室としても、学生同士の交流の場としても使われています。端末室で新たな出会いもあったに違いありません。このような端末室であった出来事を「端末室あるある」として調査しています。

今後はそれらの調査結果をヒントに、端末室の新たな使い方を模索できれば、と考えています。

2013年6月27日木曜日

まちを考える

こんにちは。
上平研究室の風間康児と申します。

私はまちにフォーカスを当てて研究を行いたいと考えております。
まちにはついてどのような側面があるだろうか。
生活するまち、通勤や通学のまち、旅行に行くまちなど様々な側面があると思います。
しかし、それらの側面は独立して存在しているわけではなくすべて従属しています。
また、まちには歴史や文化があり魅力や価値が創造できる要素がたくさんあると思います

専修大学のある向ヶ丘遊園(生田?)には生田緑地があります。

生田緑地は、川崎市立日本民家園、かわさき宙(そら)と緑の科学館、川崎市岡本太郎美術館、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム、生田緑地ばら苑といった施設があり、季節ごと彩りを変え、夏にはホタルが見ることができます。
私はまず、向ヶ丘遊園にはこんなところがあるということを知ってほしいです。そして生田緑地に来てもらい、そこから向ヶ丘遊園のまちのファンを少しでも増やすことができたらいいなと思い「観光施設のリピーター獲得のための仕掛けづくり」というテーマを設定しました。
私はソフトな面のまちの魅力を発信することにより、リピーター獲得のための仕掛けづくりができるのではないかと現段階では考えております。

まだまだ迷走中な部分も多いと思いますが今後ともよろしくお願いします。

それでは。

2013年6月21日金曜日

地域の活性化と地域通貨

上平研究室4年の里見です。
研究室ではもえたんって呼ばれています。
わかりやすいことを考えるのが好きですが、文章を書くのは苦手です。


突然ですが
みなさん「地域通貨」はご存知でしょうか?
言葉の通り、特定の地域で使えるお金です。

専修大学のある多摩区では「たま」という地域通貨があり、
たま事業者会員のお店で物を買ったときや、イベントへの参加したときの
支払いの一部として「たま」を使うことができます。
(1たま=1円です)
※地域通貨「たま」 http://www6.ocn.ne.jp/~tamanowa/index.html












じゃあ、「たま」ってどうやって手に入れるんでしょう。
手に入れる方法は3つあります。

1つめは、たまのわネットワークの個人会員になることです。
入会の際に500円支払うと1500たまをもらうことができます。
500円で1500円分の地域通貨を手に入れるというちょっとお得感。

2つめは、たまの会員同士で「してほしいこと」の依頼を受けたり
モノを提供したときのお礼として「たま」をもらうことができます。
たまのわネットワークに入会する際に
「自分のできること」「自分のしてほしいこと」を記入します。
(例)できること:「子どもの面倒を見られる」「料理が教えられる」
   してほしいこと:「子どもの相手をしてほしい」「料理を教えてほしい」
事務局の仲介を経て「してほしいこと」をこなしたときのお礼として
たまを手に入れることができるのです!

でも、会員の「してほしいこと」なんてどこで知るんだと思いませんか?
地域通貨たまのウェブサイトの中で検索することができるんですよ。
※「してほしいこと」検索ページ http://member.grassk.org/kaiinselect.php

そして3つめは、「たま」がもらえる活動への参加です。
ゴミ拾いなどのボランティアに参加すると、お礼として「たま」を受け取ることができます。
たまのわネットワークに会員登録をすると
たまがもらえる活動、使えるイベントに関する情報をお知らせする「たまのわニュース」が
月に1度届くので、もらえる活動もチェックすることができます。
(ウェブサイトの方にもページはありますが、現在は更新されていないようです)

使うためには「たま」を持っている必要がある。
参加をすることで「たま」をもらうことができる。
「たま」を介して地域とつながるのです。


こんなにも面白い仕組みなのに
地域通貨「たま」では現状は一部の住人にしか使われていません。
もっと多くの人が興味を持ち、使うようになれば、地域の活性化につながると思っています。

では、私には何ができるんでしょう。

何かを知るときにはインターネットで調べようと思うことはありませんか?
ウェブサイトを確認してみようと思うことはありませんか?
ウェブサイトから興味をもつことはありませんか?
私はあります。

なので
「地域通貨たまのウェブサイト管理システムの制作・提案」
を研究テーマにすることにしました。
「たま」に興味を持ってもらえるようなウェブサイトを考え、制作し、
たま運営委員会の方に提案したいと思っています。


人は必ず年をとって高齢者になります。
今は仕事一筋でもいつかは退職して、仕事がなくなります。
そんなとき会社っていう社会とのつながりが一つ減ってしまいますよね。

残された地域でのつながり。
困っているときに相談に乗ってくれる、
体調を崩して家から出れないとき「最近里見さんみかけないわね」と気にかけてくれる、
そんな地域のつながりへと変わったらいいなと思います。
だから地域の活性化をさせたいのです。

研究室のメンバーが地域に関心をもってくれたら、私も泣いて喜びます。

2013年6月20日木曜日

文字の歴史ダイアグラムの制作


こんにちは。
上平研究室の小針優弥と申します。
おかげさまで毎日楽しく研究・制作に励んでおります。


私のテーマは「文字の歴史のダイアグラムの制作」です。
私は、書体デザイナーを目指しています。新しい書体を生み出すには、歴史の流れを知ることが重要だと考えています。
例えば、現在のデジタルフォントでは、


上段は、明治時代の活字を複刻した書体です。
下の三書体は、少しずつ違いはあるものの、上段の築地体五号をもとにデザインされていると考えられます。
このように、古い書体から影響を受けて新しく生み出された書体は多くあります。


文字の歴史に関する研究は既に多くされており、素晴らしい書籍も数多く出版されています。
一口に文字といっても、活字やデジタルフォント、書道などというように様々ですが、それらが一緒に語られることはなく、別々に語られることがほとんどです。
中国で漢字が発明され、書道史のなかで楷書や行書といった書体が生まれ、変化してきました。日本では漢字から仮名が生まれました。印刷技術が発達すると、それに応じて書体も変化していきました。また、活字が戦争で焼失してしまったり、日本が発明した写真植字という技術が高度経済成長とともに発展したりしました。

このように、文字は当時の社会情勢を含む様々な出来事がリンクしながら進化してきました。
そこで、文字に関わる多くのことを一枚で視覚化できるダイアグラムを制作することに決めました。




制作したダイアグラムから新しい発見をし、
長く愛される書体のルーツや未来の書体についてのヒントが得られればと考えております。
また、研究室のメンバーが文字の面白さを少しでも感じてくれるのなら、泣いて喜びます。

2013年6月17日月曜日

研究テーマ:地域の資源を整理・認識し、新しい活動を創りだすための"なにか"の製作

上平研究室の佐々木未菜と申します。

今回は私の研究テーマ紹介と経緯、これまでの活動をまとめ、
記事として書きたいと思います。


私の研究テーマはタイトルの通り
「地域の資源を整理・認識し、新しい活動を創りだすための"なにか"の製作」です。

私は以前参加した地域活性プロジェクトを通じて、「地域に住む人にとって、地域に自然・施設・団体といった様々な資源が存在することや、資源が他地域の人にとっては魅力であることを感じられていないのではないか」という思いを持っていました。 

ですので、初めはどの地域にもある「食材(野菜)」を媒体とした地域の魅力を発信するツール等の開発をすると考えていました。

しかし、地域にとって魅力的なもの、地域資源を発信すると言っても、

・食材だけでなく人やサービス、施設など範囲が広すぎること
・広すぎる中から何をどのように発信するかは考え方次第で無数にあること
・広すぎる中から自分に必要な物を探し抽出することは難しい

以上のことから、現在は上記の問題を解決できるよう、タイトルのような研究テーマに変更し、野菜の販売所やコミュニティ・カフェなど地域の交流拠点についての事例研究を行なっています。また、成果物の形の検討を行なっています。


現在は事例研究が多く実地調査やターゲットの選定ができていないため、
事例研究を続けながら調査を行い、
”誰がいつどのように使う、どのようなものか”を決定・制作したいと考えています。

そして、地域に住む人にとっては身近にあるため当然のように感じられ「こんなものしかない」という思いが、「こんないいものもある」と感じ方を変えるきっかけが作れれば、と思います。

今後ともよろしくお願い致します。

2013年6月15日土曜日

私の研究「地ビ—ルを知る。」

上平研究室所属の大竹啓太です。
よろしくお願いします。

私は、地ビールに着目し、消費者の満足度を高めるためのアプローチをしたいと考えています。

ということで、実物を飲まなければ話にならないということで、川崎市の地ビールを飲んできました。

ムーンライトさんのナツメエール。


 ブリマーブルーイングさんのポーター・ゴールデンエール・ペールエール。


実際に飲んでみたところ、大衆向けのビールとは味が全く違いました。
それぞれに特徴があり、インパクトがあります。
個人的に一番飲みやすかったのはペールエールでした。
ムーンライトさんの地ビールは売れ切れが多く、種類を飲めなかった事が悔やまれます。
おいしいかどうかは是非みなさんの舌で確認してみてください。



大衆向けのビールと地ビールの差別化をするには、地ビールならではの製造方法を紹介するのが一番だと思います。しかし、それではありきたり過ぎるような気もします。

では、味に関して差別化を図るのはどうだろうか。うーん、難しい…。そう思うのは、みんな大衆向けのビールの味に慣れてしまったのではないかということです。

大衆向けのビールは可もなく不可も無くという感じだから、逆に親しまれるのではないか。少し酸味が強かったり、甘みがあったりしますが、正直そんな差はないような気がします。
それに対して、地ビールはそれぞれの自己主張が強い気がしました。しかし、人によっては癖が強いと感じるだろうし、逆に他のビールと違うということで好きな人もいるかもしれません。実際、売れ行きはなかなか良いみたいです。


なにで差別化をすればいいのか、只今模索中でございます。

大衆向けのビールでももう少し味などを気にしてみると、何か気付きがあるかもしれません。
それでは。







2013年6月10日月曜日

研究テーマとこれまでのまとめ

こんにちは。
上平研究室の黒川悠加と申します。

研究室が始まり、約2ヶ月が経ちました。
今回は私が今取り組んでいる研究テーマと
これまでのまとめを書かせて頂こうかと思います。



私は現在、「軽度知的障害をもつ人とその家族の為の自立サポートツールの開発」
これをテーマとして研究を進めています。

実は、研究室が始まった当初は、「意思を言葉で伝えられない人たちのための支援ツール開発」を目標としていました。しかし、調査を進めるうちに「Voice4u」等、すでに完成されたツールがあるとわかり、視点変更の必要性を実感。そこで、軽度知的障害者とその親、そして自立という面にフォーカスを当て直し、現在のテーマへと変更したのです。

障害を持っている方たちは、誰かのサポートを必要とする場合がどうしても出てきます。そのため、親や家族と過ごす時間が多くなる。私の妹も軽度の知的障害を持っていますが、やはり親と過ごす時間が多い。もちろん家族と過ごす時間は大切です。しかし、ずっと傍にいて何でもかんでもサポートしてあげるというのは本当に正しいのか、そこに私は疑問を持ちました。

これまで何冊か知的障害に関する書籍を読みましたが、その中には、重度の知的障害を持つ人でも楽しく1人暮らしを行っていたり、自力で通勤し働く人々の例が数多く載っていました。その人たちはいずれも、最初は出来なかったことでも繰り返しの練習によって出来るようになったことが多い人たちです。

どうしても出来ないことはもちろんあると思います。でも、繰り返しの練習によって出来るようになることもある。

以上のことから「出来ること、今は出来ないこと、出来ないこと」それを細分化して把握し、サポートの形を考えていくのが良いのではないか、少しでも自立出来ることは自立させるのが良いのではないか、そう私は思うようになりました。

今後は、「出来ること、今は出来ないこと、出来ないこと」を細分化する方法、そして細分化したものを使用したサポートのあり方を考えていければなと思っています。

それでは長くなってしまいましたが最後までお読み頂きありがとうございました。
このへんで失礼致します。

2013年6月6日木曜日

研究テーマについて

こんにちは。
上平研究室に所属することになりました、矢花友絵です。

もう六月ということで、そろそろテーマを絞っていかなければなりません…。
現時点での私のテーマは、
『中身はそのままで、パッケージデザインを工夫することで新しい価値を付加する』
というような内容です。

食べ物、飲み物などのパッケージのデザインに意味を持たせたり、中身を表してみたり、なにかしらの工夫をすることによって、より良い商品にしたいと考えています。
とはいっても今年一年間しか期間が無いので、

「川崎市で個人(もしくは少人数で?)販売している商品に対し、パッケージデザインの提案をさせていただく」

という路線で考えています。
現段階では、個人的に興味を持った商品があったので、それを売られている方に対して提案をさせていただけるかお願いをしているところです。

2013年6月4日火曜日

研究テーマと2ヶ月間のまとめ

こんにちは。
上平研究室の中村一真と申します。

研究室が始まって約2カ月が経ち、
テーマ決めもそろそろ佳境になってきました。
そこで、今回は私の研究テーマと、
簡単に2か月間のまとめを書きたいと思います。

私は「幼児向け玩具の制作と研究」をテーマに
1年間活動していこうと考えています。
対象年齢は2~4歳です。
フィールドワークなどを行ない、子どもたちが
何でどのように遊んでいるのか観察する中で
子どもたちが楽しく遊んでいる玩具には
共通点があるだろうと私は考えました。

その共通点とは
・遊び方に明確なルールが無い
・応用がきく
・親子一緒に遊べる
・いろいろな物に見立てられる
・気持ちがいい工夫
の5つです。

「気持ちがいい工夫」とは例えば、積み木を単純に
置くのでも磁石を使い置くときに吸いつけられるように
するなどの工夫をすることでより楽しく気持ちよく
遊んでもらおうということです。

今後、上記の共通点をうまく取り入れて
玩具を制作していこうと思っています。

2013年6月3日月曜日

2013年度上平研究室ブログ本日よりスタート!

こんにちは。

2013年度上平研究室のブログを本日よりはじめます。

内容は主に、自分たちの研究活動やその他の活動についてで
13人のメンバーが持ち回りで
週に1〜2回程度、更新をしていきます。


それでは、今後ともよろしくお願いします。