2012年9月21日金曜日

働く親子のコミュニケーションを促進するための記録絵本の制作


こんにちは!上平研究室の甲斐と申します。
4年生になってからすでに半年が経過していますが、私の現在進めている研究内容について書いていきたいと思います!



●研究概要

私の研究テーマは「働く親子のコミュニケーションを促進するための記録絵本の制作」です。
女性の仕事に対する意識の変化、育児休暇の推進、不況の影響などにより、共働きを選ぶ夫婦が増えてきています。そのぶん育児にかける時間は減り、子供がさみしい思いをしたり、親は子供の成長を見逃してしまうのでは?と考えました。

そこで、

こどもの成長のかけがえのなさに気がつく
こどもとのコミュニケーションの大切さを忘れないでいられる
その後のよりよい親子関係を育むことにつながる!

という流れになるのではないかと仮説を立てました。

そこから私は「こどもの成長のかけがえのなさに気がつくことができ、さらに子供とのコミュニケーションをはかることができるもの」を作ることを考えました。
それが今回のテーマでもある「働く親子のコミュニケーションを促進するための記録絵本」です。
「子供にとっても親にとってもいい」という欲張りな仕様は、親子の一緒に過ごせる少ない時間を有用に使いたいという考えからです。



●記録絵本について


写真はプロトタイプですが、こうした電子書籍の形を取りたいと考えています。紙でない主な理由は、こどもの成長を絵本に記録することで、ストーリーに分岐を持たせるためです。
分岐したストーリーの中で子供が成長するごとに絵本の登場人物のできることが増え、結果として子供の成長を親に示唆していきたいと考えています。
そうした成長の示唆が子供の成長のかけがえのなさにつながるのかなと考えながら、今は絵本の制作を進めているところです。

これからは絵本を実際の働く親子に試してもらってはまた作り直し、ということを繰り返しながらよりよい記録絵本を作っていきたいと思っています!



今回はここまでです。今後もがんばります!

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