2012年12月3日月曜日

川崎市多摩区の町興しのプランニング:松本慶大


こんにちは。
上平研究室の松本慶大と申します。

今年も残すところ後1カ月。
マヤの予言では今年の12月に世界滅亡と言われておりますが、
そんなことは気にせずに1月の発表会へ向け、せっせと研究を進めております。


さて、そんな松本の研究テーマです。
「川崎市多摩区の町興しのプランニング

川崎市多摩区には
生田緑地、藤子・F・不二雄ミュージアムなど、全国的にも有名な場があります。

◎藤子・F・不二雄ミュージアム 
20128月 来館者50万人突破(開館から1年)1
◎生田緑地
 施設入場者 年間約50万人 2] 

多くの方が多摩区に来ているのです!

ですが、町が賑わっているかというと・・・
そのようには見えません。

「〇〇へ行く」と目的地を決めたら、その場以外には行かず、そのまま帰ってしまうのが現状です。

この多くの来場者を目的地以外へ流さないのは、多摩区としても惜しいことなのではないでしょうか。

そこで私は
「ついつい町へ繰り出したく仕組み・仕掛けを作る」ことを考えました!


町へ繰り出させるための方法として、
スマホアプリを利用した、デジタルスタンプラリーの実施を目指します。

ARマーカーを読み取ると、
ある画のようなものがスマホ画面上に飛び出てきて、それを写真で撮る形です。
画は現在の多摩区に関連のある文化を組み込んであります。
(ここ、詳しく書きたいのですが、諸事情で伏せさせていただきます。すみません。)


ARってなに?」と疑問に感じた方は下記URLを参照してください!!
とてもわかりやすく説明が書かれていますので、イメージが付くかと思います。

  いまさら聞けないAR(拡張現実)の基礎知識


思わず撮ってみたくなるような画をいくつも用意し、
「次はここを撮りに行こうよ」という行動を自然に促すようになっています。

ARマーカーも目立ちつつ、町の景観を崩さない作りを考えています。
ARマーカーを設置する箇所も、商店街や料理店などが近場にあるところにします。
そうすることで、
「ちょっとここで休んでいこう」
「ちょっとお腹減ったし食べていこう」
という「ちょっと」の気持ちを産み出すことを目指します。

以上が町へ繰り出させるための方法です。


プランニングということなので、
実際にアプリ制作等は行いませんが、アプリ・ARマーカーの面白さが
町を巡るための肝になるので、丁寧に企画を立てています。

制作費用、予想収益、ARマーカー設置場所の特定など、
しなくてはならないことはまだまだまだありますが、
全力で頑張ります!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!


松本慶大



 参考
 [1] 日本経済新聞(2012 8月) 

[2] 第1回生田緑地ビジョン策定検討委員会 資料 2009)  

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